ART用培養液
ARTs Media Denmark

最新の知見と高い品質の培養液をデンマークから

デンマークは多くの生殖医療技術の発信国であり、様々な製品を世界に提供してきました。
ARTSMedia Denmarkは、関連企業で研究開発を担当していたDr. Lotte Stroebechとコペンハーゲン大学病院のScientific Directorを務めたProf. Claus Yding Andersenに よって2020年に設立されました。
ARTS Mediaの製品は、デンマーク製であることに誇りを持ち、他社が実施していないBovine EmbryoAssay(BEA)という厳しい品質試験を経て提供されています。

BEAテストの特徴

ヒトとマウスそしてウシには生殖生理学上の違いがありますが、ウシは妊娠期間や産仔数の点でヒトに近いと言われています。一般的に行われるMouse Embryo Assay(MEA)は、1細胞や2細胞からの胚盤胞への到達率を評価し、80%以上を合格とします。この検査は主に毒性評価を目的としています。

一方、ウシ胚を用いたBovine Embryo Assay(BEA)では、通常の胚培養でも胚盤胞到達率が40~50%程度です。対象製品の胚盤胞到達率の評価もできるようになるため、毒性評価だけでなく、培養液の性能評価も可能となり、ロット間差を管理できるようになります。

また、通常のMEAテストは対照群につき、21個のマウス胚を用いて評価します。反復評価は1度のみですARTS MediaのBEAテストは300個以上のウシ胚を用いて、2~3回の反復評価を実施しています。
また、ARTSMediaの培養液は多くがガラスボトルに充填されて製造されます。
ガラスボトルは多くの化学物質に対して不活性であり、同時に酸素や水蒸気を通さないため、製品本来の品質を長期間保つことに優れます。その為、製品の有効期限が長いということももうひとつの特徴になります。

ヒト、ウシ及びマウスにおける類似性

ヒト ウシ マウス
卵子直径(μm) 11-120 120 70-90
接合子ゲノム活性化のステージ 4-8cell 8-16cell 2cell
到達必要時間
2-cellステージ(hours) 30 36 18-20
胚盤胞(hours) 120 150 70
ハッチング(hours) 150 200 100
着床(hours) 9 21 4

また、ARTSMediaの培養液は多くがガラスボトルに充填されて製造されます。ガラスボトルは多くの化学物質に対して不活性であり、同時に酸素や水蒸気を通さないため、製品本来の品質を長期間保つことに優れます。
その為、製品の有効期限が長いということももうひとつの特徴になります。

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