IVM / Pre-IVF用メディウム
ARSCI® Oocyte Maturation Medium

IVM の第一人者 Dr. Ri-Cheng Chianが開発した
新たな卵子成熟用メディウム
ARSCI® Oocyte Maturation Medium
IVM(In Vitro Maturation:体外成熟)とは、卵巣から採取した未成熟な卵子を体外の培養環境下で成熟させ、その後に受精へと進める生殖補助医療技術です。
特に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者において問題となりやすい卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクを低減できる技術として広く認知されています。
IVMに用いられる培養液は、長年にわたり動物用培養液を基に調整された製品が主流でした。
Oocyte Maturation Medium(OMM)は、IVM研究に長年携わってきたDr. Ri-Cheng Chianにより新たに開発された、ヒト卵子の体外成熟に特化した培養液です。
OMMの臨床上の効果
OMMは、ヒト卵子に必要な栄養素を考慮した組成設計がなされており、卵子の成熟に不可欠なエネルギー供給や代謝調節を担う卵丘細胞の環境も同時にサポートします。これにより、核成熟だけでなく、受精およびその後の胚発育に重要な細胞質成熟の質向上が期待されます。
さらにOMMは、IVM用途に限らず、通常のConventional IVF(媒精)における前培養(Pre-IVF)にも使用可能です。受精前に卵子の成熟状態を整えることで、その後の受精率や胚発育の改善を補助する培養液としてもご活用いただけます。
1)The quality of human eggs and its pre-IVF incubation
Ri-Cheng Chian| Yi-Chun Guan| Xiao-Jin He | Jian Xu | Jin-Hui Shu | Jian-Hua Li
OMMの特徴
- ヒト卵子の体外成熟(IVM)に特化して設計された専用培養液
- IVM研究に長年携わってきた Dr. Ri-Cheng Chian により開発
- ヒト卵子に必要な栄養素を考慮した最適な組成設計
- 卵子の核成熟および細胞質成熟の両方をサポート
- 卵子へのエネルギー供給や代謝を担う卵丘細胞の機能維持を支援
- PCOS患者など、OHSSリスク低減を目的としたIVMプロトコールに適合
- IVM用途だけでなく、Conventional IVFにおけるPre-IVF(受精前培養)にも使用可能
製品情報
| Code | Name | Package | Storage |
|---|---|---|---|
| RC-1060 | OMM Medium | 50mL x1 | 2~8℃ |
| RC-1060-2 | OMM Medium 10x5 | 10mL x5 | 2~8℃ |