精子活性化液
Sperm Activation Solution

Sperm Activation Solution
精子活性化液
・精子無力症において、精子の運動性を向上・活性化させるカフェインを含有しています。
・カフェインは、ヒトへの安全性が十分に担保された物質です。
・特にTESE、PESA 等で獲得した精子、凍結融解後の生存精子に使用可能です。
カフェインの作用機序
カフェインは、(a)ホスホジエステラーゼによるcAMP分解の阻害、(b)アデノシン受容体への結合によるアデニル酸シクラーゼの活性化を通じて、cAMP濃度を上昇させます。
これによりプロテインキナーゼA(PKA) が活性化され、チトクロムcオキシダーゼ (COX) 活性と酸化的リン酸化が促進され、精子の運動源となるATPが産生されます。
カフェインの臨床報告
カフェインが精液の質に与える影響を検討した研究では、10mMのカフェイン添加により、正常精液所見および無力精子症の精子で前進運動性が有意に向上しました。特に注目すべきは、精子のエネルギー供給に関与するクレアチンキナーゼ(CK)活性の有意な上昇であり、運動性の改善は主にこのCK活性の増加によるものと示されています。
引用文献:Caffeine increased progressive motility of human spermatozoa in normozoospermic and asthenozoospermic semen samples and enhanced
activity of seminal creatine kinase, Saleem A. Banihani et al, Andrologia 11 June 2021
製品情報
| Code | Name | Package | Storage |
|---|---|---|---|
| RC-SA | Sperm Activation Solution w/o HEPES | 1mL x4 | 2~8℃ |
| S-RC-SA | Sperm Activation Solution w/o HEPES | 1mL x1 | 2~8℃ |